2012年6月26日火曜日

人を和ます心がけ

主人のお友達でとてもおもしろい人がいます。
最初は子供を喜ばすのが上手だな~と思っていました。
おもしろい音をだしたり、おもしろい顔をしたり、おもしろく体を動かしたり
彼のまわりではきゃっきゃっと子供の笑いが絶えません。

彼の教える教室に行ったことがあります。
ゲームをしていて、最後のご褒美って、大抵「物」を考えると思うけれども
彼が子供達に与えたご褒美は
「高い、高~い」をして子供達が天井に手をつけること。
一番になった子には両手を持ってぐるぐる回るのがついてきます。

そんなスキンシップが子供に特別なご褒美になっているな~って感動しました。

早速家で5歳の娘に試してみました。
娘は外が暗くなると一人でトイレにいるのが怖くて
いつも誰かと行きたがります。

それを主人は訓練しなければということで
絶対一緒に行ってあげません。

私は可愛そうなので時々ついていってあげるんですけどね。

その日は
「トイレ一人で行けたら、おんぶしてあげるよ。」って言ってみました。

どう反応するんだろう?って思いながら。

そしたらちょっと考えてトイレまでの電気を全部つけながら
頑張って一人で行ってきました。

そして「おんぶして~!!!」
ってとっても嬉しそうに帰ってきました。

私も嬉しくなって二人でおんぶしながら母子の時間を過ごしました。
それ以来私達二人の間ではおんぶは特別なご褒美です。



さて、話は続きます。
この主人のお友達家族とお食事に行った時です。
結構子供達を沢山連れて行ったし
丁度昼食時で忙しい時間帯だったので
お店の方も気が立っているのがひしひしと感じられました。

会計をする時に例の主人のお友達がお支払いする所に居合わせました。
以下目撃したやりとりです。

気が立っている店員さん: 「7890円です」
お友達: 「高いですね~ 。クリスマス割引ないの~?」
店員さん: 「ふふ」  (今6月やで~。)
お友達: 1000円札を声に出して数えている 「1、2、3、 。。。7、8、9」
店員さん 「?!! 」 (9千円?)
お友達 「はい、どうぞ」
すでに和やかになっている店員さん「8千円頂きました。こちらがおつりです。」 (笑顔)

イライラしていた店員さんがこのお友達のちょっとした言葉で
笑顔になり、周りの雰囲気が一瞬でかわったその瞬間でした。

そして彼はあとで私にこう言ったんです。
「向こうも忙しいから、少しはサービスしてあげないとね。」って

それ聞いて「あ、そうか。こういうことって、自然とでてくるものではなく、
いつも人を和まそうと心がけているからできることなんだ。」って気がつきました。

私も彼ほどではないですけど、
人を和ます訓練を今日からはじめようと思った
今日この頃です。

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