全てはそのままで完璧

今朝８歳の娘が起きてきて、突然言いました。

「私の唇黒いのがイヤ。なんで黒いの？」

・・・一瞬、どう言おうか、動揺してしまいましたが、すかさず

「ねえ。あなたの唇ってとってもかわいいのよ。

ちょっとここに来てママの膝に座って聞いて。

ママ、お仕事で毎日沢山の女性のおっぱいを見ているでしょう？
（乳房の視触診）
そしたらね、自分はおっぱいが小さくてイヤだと言う人がいるの
それから、おっぱいが大きくてイヤだと言う人もいるの

自分が持っていないもの欲しがるんだねエ。

でも、み～んなそのままの姿でとっても素敵なんだよ。

ねえ、あなたの妹（２歳）の唇をみてごらん。

とってもかわいいでしょう？

あなたと同じように唇が黒いけど
とっても、とってもかわいいでしょう？

あなたの唇も今のままでとってもかわいいのよ。

どんな色していても、どんな形でも
そのまんまで完璧！」

娘は笑顔になっていました。

私の心、ちゃんと伝わったかなあ。。

ついでに最近ふと思ったこと。

食事療法をする際、色々な考え方があります。

〇現代の食材は土が痩せているので、栄養分が極端に少なくなっている。
だから栄養素を追加してバンバン入れていかないと
正常な細胞が作れない。

〇蒸留水を飲むと、ミネラルが奪われる

〇現代人はタンパク質が全く足りていない。
良質のたんぱく質を卵や肉から摂るべき。

ある側面からみるとこれらのことは確かに真実なのだと思います。

でも、私の心に響くのは、小食・不食の考えです。

現代栄養学の観念から言うと
体を維持する為のカロリーも栄養素も全く足りないと思われる
青汁一杯だけで十何年も生きている森美智代さん。

水だけで生きている方
空気・太陽の光だけで生きている方

色々な方がいるようですが

その根本となるのが

自分の頂いているこの青汁、水、空気、太陽が
私の体を支えてくれるのに十分だ

という考え方ではないでしょうか。

奪われた
足りない
あれがない、これがない

そんな考えでは、
いつまで経っても幻想を追いかけて
どこにも行きつけない気がします

すでに私が持っているもの、
私という存在
全てはそのままで十分であり
完璧だと受け入れたい