いくつもりなかったんだけど
「席空いてるよ、今来たら間に合うよ!」
って先に行ってた母から電話で急かされたら
何だかいかなきゃいけない気になってしまった。
そんな感じでバタバタ準備して
上映開始後10分後ぐらいに到着
もちろん、映画館の中は真っ暗。
観客はみな後ろ向いている。
母がどこに座っているか
さっぱりわからない。
そんな時、翻訳中のゼロの物語の
こんな一部を思い出しました。
人間の肉体は究極的にはエネルギーの塊だ。どんな物質も電磁波としての性質を持っているのだよ。そのエネルギーは指紋のようにどんな人間も違った波動を持っておる。私たちは他人の姿を顔かたちだけで認識しているのではないよ。無意識にその人間の生体エネルギーを知覚している。だから、雑踏のなかでも知っている人間を瞬間的に見つけることができるのだよ。
それで私の感を頼って、
まずいくつも通路がある中の
一つを選びました。
それからゆっくり 母を想いながら
通路を降りていく
半分ぐらい降りたところで
ふっと横をみたら、
母がいた。
ああ。やっぱり親子なんだなあ
なんてちょっと感動しました。
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