2015年12月5日土曜日

脳はブドウ糖しか使えないか

http://slideplayer.com/slide/1633078/より拝借

脳はブドウ糖しか使えないという説明文を巷で見ることもあるのですが
なぜか私はそのようなことを医学部で習った覚えがなく。

どちらかといえば、食物って体の中で
必要な色んな形に変化しながら
体内を回っているイメージがあったので
何か、糖分を食事として入れなければ
脳は動かなくなってしまうという考えは
はじめから違和感を感じていました。

でも、まあ、そう感じているだけで
実際の所、現代の医学ではどう教えられているのか
きちんと勉強しないで今まできちゃいましたので
ちょっとはカッコ良く説明できるといいなと
ぼんやり考えていましたところ
図書館で予約していた「炭水化物が人類を滅ぼす」の中に
ヒントがありました。



この本に書かれていることが全て真実であるとは思っていませんし
全てに同意するわけではありませんが
脳がケトン体を利用すること、また、糖として食事をしなくても体は糖を生産することができることについてこちらの文が説得力ありましたので、引用いたします。

p228
「脳はケトン体(脂肪の分解により肝臓で作られる)も利用できるし、アミノ酸からの糖新生も行われているので、ブドウ糖が不足することはない」

p244
糖新生の説明

糖新生は飢餓状態と無関係に、つねに動物の体で起きている普遍的な現象である。
(現在判明している5つの経路)


  • 糖原性アミノ酸 → ブドウ糖
  • ピルビン酸 → ブドウ糖
  • プロピオン酸 → ブドウ糖
  • グリセロール → ブドウ糖
  • 乳酸 → ブドウ糖

上記に関わらず、私は特に穀類をバクバク食べましょうと言っている方ではないので
(グルテンのこともあるし、大半が加熱して食べるようなものですし、農業のやり方にも疑問)糖質制限よりの考え方だと思います。

かといって、肉、魚、乳、卵を勧めているわけではもちろんありません。むしろ動物性食品はほとんどの人間に必要ないものだと思っております♪

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