2015年1月15日木曜日

さそり入りの飴あなただったら食べられる?

12月、職場の忘年会プレゼント交換にてこんなものがでてきました。
本物のさそり入りキャンディーです。(本当に食べられるらしいです)

数日は話題のタネになりましたね。

「うえ~さそりなんて絶対食べれん!」と思っているあなたっ。

小魚を食べれますか?

多分普通に食べれますよね?

私が留学していた頃、日本から送られてきた小魚をぽりぽり食べていました。
その時ルームメイト(ラテン系のアメリカ人)が部屋に帰ってきた時の会話です。

「何たべてるの?」
「ん?魚。一緒に食べる?」

と小魚の入った袋を手渡す。

その袋の中身をみたルームメイト、びっくりして、近くにいた友達も呼ぶ。

「みてみて、こんなの食べてたよ。きゃ~。目も口もついているよ。おっぽもついてるよ。ぎゃ~~~。え~?ねえ、ねえ、私たちの前でもう一度食べてみて~」

という反応。

彼女達からしたら、目も口もついているもの食べちゃうのって
考えられなかったようです。

私たちが、「さそり~?絶対無理~」
と思うように、世の中には
「目も口もついている小魚まるごと?いや、無理でしょう。」
という人もいるわけです。

さそりでなくても、色々ありますよね。

芋虫を食べる人もいれば
犬を食べる人もいるし
人肉を食べる人もいるわけです。

私たちにとって、絶対無理と思うことをしている人たち。

結局食べ物って習慣なんだと思いませんか?
(小さい頃からこれが食べ物だと教えられれば
食べ物として抵抗がなくなる。)

私たちが普通に食べている肉や魚って実は習慣(学んだこと)にすぎず、
必要のないものかもしれないということ。

蛋白質を摂る為に上質な蛋白源であるさそりを
一日一匹食べましょうという栄養学の結果がでたとしても、
本当に食べ物の対象にしたいかどうかということです。
(さそりを肉・魚に置き換えて考えてみて下さい)

あなたが口にしているその肉や魚をみて
ぞ~~~っとする人がいます。

殆どの人がさそりを食べようとは思わないように
牛肉や鶏肉、魚、えび、何でもいいですけど、
動物性のものを摂りたいと思わない人がいるんです。

そういう目で、一度自分が食べているものを見直してみたらどうかなあと。


魂の法則 p.45より

君たちより霊的に一段上の進化したヒトの文明においては、動物の肉を食べることは君たちが人肉と食べるのをいとうように、忌み嫌われている。もちろん、君たちの世界のように、動物を檻に閉じ込めたり、虐待したり、殺したりもしない

自分たちが食べているものに自分の霊性が現れている気がします。
これを食べるから・食べないから他より優れているとかそういうことはないですが、
やはりレベルによって、食べ物が変わってくるのは必然的かな。。と
(レベルでいうと、肉・魚食>菜食>不食という風に)

又、反対に、自分が食べるものによって考え方も変わってくるというものもあります。
食べ物が植物や軽いものになっていくに従って、考え方もより上のものになってくる。

食べ物を摂る時の心構えについて、私の好きな文をヨガの本から。。

Jivamukti Yoga: Practices for Liberating Body and Soul 


Don't make the mistake of thinking that you can put anything inside your body and escape the results of that action. ..... Your cells absorb all the actions taken to bring that food to your table. The growing of food, its harvesting, storing and preparation, together with the act of eating, are all opportunities to invest that food with beneficial qualities.

何でもあなたの体の中に入れてその行動の結果から逃れられると思ってはなりません。...
あなたの細胞は食事がテーブルに用意されるまでの全ての過程を吸収します。食べ物を育て、採取し、収納し、準備し、そして食べることそのもの、一つ一つの過程がその食べ物を有益な質とする機会です。(訳by Dr.D)
私たちは食事がテーブルに置かれるまでの過程を
あまりにも軽視しすぎているように思います。

種から芽がでて、雨や太陽の光を受け
土の中の様々な微生物の恩恵を受け
すべてが壮大な循環になっている自然の恵みの一過程に過ぎない
テーブルの上に置かれた食事なんだな~ということを忘れているような気がします。

これからはその背景を思いながら感謝して食べたい。

(ちなみに、牛がどのように育てられているか、鶏がどのように殺されているか、どのように保管され、どのように調理されているか、わかったらその食べ物を食べたいと思うかな~?はふ。。。)


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