2016年6月10日金曜日

可愛い子には旅をさせろの子どもはどうなったのか編

私が何か新しい決断をする度に
母は「ゆかりはそうしたいのね」
と全てをまず受け入れてくれた。

必要な時は
自分はこう思うけどと
意見を言うが
決しておしつけがましくなかった。

中年の大人になって
ようやく母の近くに暮らすことでき
彼女がどんなに心配性なのかわかるにつれて

どれだけの思いで私をアメリカの地に
旅立たせてくれたのか想像できた。

きっと胸がつぶれる思いだったに違いないと思う。

親は子どもが傷ついたり
失敗するかもしれないことを思うと
飛び立たないでと願うものだと思う。

しかもそれが子の為だし
自分の愛の現れだと思うかもしれない。


でもその自分の思いや不安を
伏せて
「応援しているよ」と背中を押してくれるのが
愛であり
子を成長させることのできる親なんだと
私は思う。

そんな親に育ててもらったことに
ただただ感謝しかない。

母と子どもたち


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