先日普段は車で行くぐらいの距離にあるショッピングセンターに私と子供二人で歩いていくことにしました。健康な大人でしたら大した距離ではありませんが、下の子がまだ1歳なので、ちょっとビミョー。歩くと遅いし、あの距離抱っこしながら歩けるか~?
上のお姉ちゃんは、「私がおんぶしてあげるから大丈夫よ、ママ。歩こうよ。」ということで、期待しているぞ、お姉ちゃん。
(イヤ、実際そんなに期待してませんでしたけどね。)
行く途中、何でもかんでも気になる1歳児。
そうね、その道端の石ころ「拾って、拾って」って訴えているんだよね、きっと。
ん?今度は何か指さしている。「ママ、て。て。(見て、見て)」ん~~。何を見て欲しいのかさっぱり。。。
「もう、早くいくよ!」っと少しイライラしそうになった時に、神からの啓示が(おおお。)というわけではないですが、丁度翻訳していた所の言葉が蘇ってきました。
目標指向の西洋文化を持つ私達は終点までしきりに駆り立てられているようです。ゴールに急ぐあまり私達はそこまで辿りつく行程に少しの注意しか払っていないことにお気づきになるでしょうか。目標のみを不適切に強調することは私達に与えられた機会を無駄にすることになりかねません。大抵の場合、人生の最もおいしくて栄養がある所はゴールに到達することではなく過程の中にあるのです。 (マイビッグトー理論 翻訳者・私(ふふふ)序文から抜粋)そうそう。ショッピングセンターに行きつくことだけが人生ではないのです!その過程のお散歩!?も楽しまなくっちゃ。
そう思ったら何だか周りがキラキラし始めてきました。子供が見ている石ころ、花、全てが輝いています。うわ~素敵~。
それからというものは、渋滞に巻き込まれてイライラしかけたら
「はっ。この瞬間楽しまなきゃ!」って考えが入ってきます。
そうしたらアイディアも浮かんできて、上の子と
「ねえ、I Spyしようか。」ってな感じで遊んでます。
ちなみにI spyって面白いですよ。実際本当はどういう遊びかわかりませんが、Dr.D家流はこんな感じ。
「I spy....a cat!」
と一人が言うと、もう一人(もしくは他大勢)がどこに猫がいるか探します。
写真の中で探すのはこの本のシリーズおもしろいです↓
渋滞中は車が止まっている所の周りで見えるものを探します。
車が動き出すと、「あ、行っちゃった」みたいなこともありますけどね。
簡単なものではなく、ちょっと見つけにくい、でも見つけたら嬉しいみたいなものを探して見つけっこするんです。
前は渋滞みて、「は~~。いつたどり着くのかしら」なんてため息ついてましたけどね。今は着くときに着くんだから今は楽しみましょという感じですね。
そんな感じで、MBTは日頃生活の中で言葉がドンと降りかかってくる感じがあります。そして日頃の生活が輝いてくるような。
翻訳は、沢山の人の為になって欲しいと思って訳しているのですが、自分自身の為でもあります。一行一行向かい合って、しっかり意味を噛みしめながら本を読み進めていくってこりゃ翻訳者じゃないとわからない醍醐味ですね。
ということでこれからもMBTの応援よろしくお願いします!
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