生理中は子宮がん検査ができないので
予約を取り直して下さいと言われた人は少なくないはずです。
これは、スライドに細胞を塗布する方法で
子宮がん検査を行っている所では
正解なのですが、
液体ベースで細胞を固定している所では
出血中でも出血していない時でも
検査結果は変わらないということが大規模調査ではっきりわかっているのです。
よって、生理の時にでも子宮がん検査をすることは可能だし
後日検査にまわすより、その日にすることを推奨ということを
エビデンスベースの情報源として欧米でもたぶんいちばんに信頼されている
UpToDateという機関からだされています。
しかし、エビデンスを読んでも
病院のシステムを何年も変えることができないのが現状です。
西洋医学はエビデンスベーストメディシン(EBC:根拠に基づく医療)か?
西洋医学は科学的根拠に基づいた医療をしていると
医療者も思っていたいし
多くの患者さんも思っていますが
実際には科学的な根拠がないことを沢山してますし
(経験や慣習によってなんとなく良さそうだからというような方法で治療。現場にいるから良くわかる^^;)
新しいエビデンスがでても、
何年も何十年も昔のしがらみや、機械の入れ替えなどの関係で
既存のシステムを変えることができずに
全く時代遅れの治療をしていることも多いのです。
特に私はアメリカで医療をしていた後に日本に来ていますのですごく感じるのが
日本は本当にアメリカの後を追っているんだなあということです。
もうアメリカでは、リスクがあるので女性ホルモンを辞めようという方向に
10年以上も前からなっているのに
日本は今、避妊ピルやホルモン補充療法がようやく盛んになってきて
どんどんホルモンを処方する感じになってきているのを肌で感じます。
もう、すでに古いんですけど。。。
つうか、そのホルモン続けているとホント危ないんですけどっ。。
あと10年もしたら、ホルモン療法危ないね。
ナチュラルホルモンにしようね、となってくれるかなあ。。
それとも今まで言ってきたことを撤退できないからといって
子宮がん検査のように
何年も何年も、改善することを拒否するのかなあ。。
なんて他人事のように思っております。
ちなみに、ナチュラルホルモンに関しては
私のYouTubeの動画をみて下さいね♡
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